更新日:2015年10月1日カテゴリー:スタッフブログ,グリストラップについて

グリストラップの構造

グリストラップとは、油脂の粗集器のこと。下水に汚泥や油脂を流さないための設備です。清掃を怠ると排水管が詰まって汚水が逆流するばかりでなく、悪臭、害虫、食中毒の温床となります。構造と清掃方法をご説明します。飲食店にとっては致命的なものばかりですね!日常的なメンテナンスを心がけましょう。

グリストラップとは

グリストラップとは、油脂分離祖集器のこと。厨房から出る排水を一時的に溜め、生ゴミ、油脂、汚泥をキャッチするための設備です。これが必要な理由は、下水道法によって水質基準が設けられているから。グリストラップ自体の設置義務はありませんが、水質基準を満たす排水にするためには、グリストラップが欠かせません。業務用の厨房設備があるすべての事業者は、グリストラップを設置する必要があります。

グリストラップの構造

三層式になっています。第一層にはバスケットがあり、残飯や爪楊枝など大きなゴミを受けます。細かい汚泥は下に落ち、油脂は第二層へと流れます。第二層は水分と油脂を分離する場所。上澄みに油脂が浮かびます。第三層は、さらに水分と油脂と分離させ、水分だけを排水管に流す構造です。
第三層にある排水管への入り口は、トラップ管と言います。第三層の水面から垂直下向きに付けられており、水だけを排出する仕組みになっています。

グリストラップの掃除は大変!

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自治体は、毎日一回のバスケットのゴミ空け、週一回の油脂の除去、月一回の汚泥除去という指針を出しています。バスケット内の生ゴミを空けるだけなら簡単ですが、問題はバスケットの目詰まり、油脂の除去、汚泥の除去です。熱湯を流してサラサラにすればスッキリ流せてしまいますが、それをしてはグリストラップの意味がありません。生ゴミ、汚泥、油はそのまま回収する必要があります。
バスケットの目詰まりを掃除すると、服や周りの床まで汚してしまいます。油脂の除去は、専用の道具ですくい取る必要がありますが、ではその汚れた道具をどこにどう管理するかという問題が発生します。汚泥の除去はさらに大変です。グリストラップは床下埋め込み式がほとんどですので、腰をかがめての作業は重労働です。これも、使った道具の処理に困りますね。

プロに任せるのが一番な理由

グリストラップの清掃は、自分でできないことはありません。ご自身で行えば安上がりです。ただ、服や周りの床まで汚れる、道具の扱いに困るというデメリットは、衛生的な問題を引き起こしかねません。飲食店にとって、最も致命的な事故は、悪臭、害虫、食中毒です。プロの清掃なら、それらの問題を解決できます。汚れた道具や専用洗剤を保管する必要はありません。汚れ物は汚れ物のプロに任せるのが、最も安全で確実な方法なのです。しかも、清掃にかかる時間も削減することができるでしょう。

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